投資の際には簿価表示と大企業の傘下会社をチェック

株式投資に置いて最も重要な点は、投資する企業がしっかりと決算毎に増収増益を重ねているかと言う点です。利益をあげている企業であれば、余剰資金が蓄積され、投資した株式自体の価格が上昇するのみならず、配当金も期待することができます。

企業がいかに利益をあげているかを判断するためには、財務諸表をしっかりと読みこなす必要があります。その際に注意する点は、従来の日本企業の原価主義ではなく、その時点の価値を評価した簿価基準を採用しているかをしっかりと見極めることです。数年前までは、各国の会計基準で財務諸表を作成することが通例となっていました。しかし、企業の国際化が増えるにつれて、世界で統一した基準のもと、財務諸表を作成する必要があるという考え方が浸透し始めています。日本でも一部の上場企業ではこの国際会計基準を採用しており、当該基準は主に簿価を基準に資産等を評価しています。こうした体制をしっかりと整えている企業は、将来の海外展望をしっかりと視野に入れて経営を続けている可能性がありますので、投資対象としてポートフォリオに組み入れるに値します。

また、かつては栄華を誇っていた日本の大手家電メーカーも、国際化の波を受けM&Aの影響を受けています。その際、以前は赤字体質だった大手の傘下企業も、海外メーカーの支援を受けることで業績が改善し、株価が大きく回復するケースも見受けられます。そのため、こうした企業に的を絞って投資を行うことも考慮しておく必要があります。なぜなら、短期的に大きな利益を得ることが出来る可能性があるためです。その際に重要な点は、底値がいくらなのかを、客観的な事実や財務諸表に基づいてしっかりと把握することです。